- 2008年11月30日 09:21
- 定額リフォームはお得?
| あらかじめ決められた金額で請け負う「定額リフォーム」を始める業者が大手・中小を問わず増えています。 リフォームには大きく分けて①補修、②修繕、③改修工事、の三つがあります。 ①傷んだところを直す。 ②間取りを変更せず新築同様にきれいにする。 ③躯体や間取りの変更を伴い、設備配管まで交換する大がかりな工事です。 今のところ、③までやる定額リフォームはなく、②の修繕が一般的です。 間取りを変更したくても、現在満たせるニーズは「きれいにすること」ぐらい。 シックハウスや電磁波・カビなど複合汚染にも対応していません。 「とにかくきれいにしたい」「設備機器だけ取り替えたい」のであれば、定額リフォームは便利です。 定額リフォームは、料金の目安がわからず不安なお客さんにとって明朗会計という安心感がありますし、一方の業者側にもメリットがあります。 新築の受注を取りたくても、今までは選択肢が建て替えしかありませんでした。 しかし「その半分の価格で修繕工事が可能になる」などと二通りの提案が可能となり、お客さんの心を動かすことができるわけです。 どこまでが定額かうやむやにさせないー・ただ、「どの範囲までが定額に含まれるのか」について、業者との間で言ったはず、聞いたはずのボタンの掛け違いがよく起こります。 「標準仕様書」は素人が見てもわかりません。 あれも、これもとオプションをつけた結果、定額では収まらなくなってしまうこともトラブルの火種です。 費用の目安としてよく坪単価が使われますが、本来は何千万円で建てた家がたまたま何坪だったからという"結果"決まったものであり、目安にする確かな根拠はありません。 業者が開いている現場見学会に参加し、どこまでが定額の範囲かを担当者によく確認してください。 工事が始まった後は、いろいろと情報が入ってくるため「ここを変えたい」「追加したい」などと思いがち。 でも、できることは限られます。 これを防ぐために、あらかじめ設計事務所や各都道府県の建築士会などを通じて専門家に「診断」を依頼し、その家庭に合った提案をしてもら7万法もあります。 費用は数万円から一〇万〜三〇万円程度。 「リフォームがいい」か、「建て替えがいい」か、あるいは「まだやらない」「材料を買って自分でやる」という選択肢もあります。 結局は何をしたいかが問題ですから、業者選びの際は、定額にこだわらず、自分の要望をよく聞いてもらい、図面や見積もりに反映してもらうことです。 「大手だから」「雑誌に載っていたから」だけでは決められません。 打ち合わせで相性が悪いと感じたら、避けたほうが無難。 後で「言った」「言わない」の水掛け論にならないよう議事録を取っておくことも大事です。 互いに「よかったね」と満足を得るためにも、契約前のコミュニケーションは特に大事にしてください |
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